こんにちは。
天気予報などで「最高気温30度」と聞いても、そんなのはまだ暑さの序ノ口だと思ってしまう根っからの多治見市民である、生活水道センター技術担当社員です。
多治見市は岐阜県の東濃地方にあり、同県では4番目に住んでいる人が多い市です。
昔から「美濃焼」といわれる陶芸が盛んであり、またタイルの生産量は国内有数です。
地形的には盆地に位置するため、冬は寒く夏は暑いのですが、特に暑さのほうは2007年に最高気温40.9度を記録し、これまた国内有数の暑いまちとして一躍有名になりました。
夏はそのように非常に暑いにもかかわらず、市内ではウナギ屋さんや陶磁器の窯元なども多く、燃え盛る火のそばで仕事をしておられる方々の姿を見るたびに、自分の仕事なんて暑いうちに入らないなあと思うわけです。
そんな市のマスコットはうなぎとカッパを合体させた「うながっぱ」なのですが、地元のローカルテレビでは、夏のあつーい日(38度以上)に温度計と共に登場するので、「中の人」は本当に大丈夫なのか陰ながら心配する今日このごろです。
さて、そんな多治見市において、最近シャワーのお湯の出が悪いなあと気がついたら、どうしたらよいでしょうか。
汗ばむ季節、シャワーがしっかり機能しないとけっこう大変ですよね。
さっそく修理をしたいけど、こんなときに連絡するのはメーカー? それとも水道業者? ですが、その前に御自宅で処置できるパターンもあります。
先日、弊社にオファーをくださった多治見市内に在住のお客様のパターンですと、御自宅のシャワーのお湯の出る勢いが弱くて、1つか2つのシャワーヘッドの穴からは、変な方向にお湯が出ているといった状態でした。
お客様は、シャワーの水栓に異常があるのではと判断され、シャワー一式の交換を願っておられたのですが、症状を見てちょっと思い当たることがあったので、あらかじめ止水栓を閉めてから、シャワーヘッドを取り外したのです。
その結果、シャワーヘッドの裏側には黒いカビがびっしり生えていました。
そのほかにも水あかや石鹸カスでふさがってしまった穴もあったのです。
そのため、お湯の出が悪かったり、妙な方向に流れたりしていたというわけです。
その後、洗剤やブラシ等でシャワーヘッドの清掃をしました。
さらによごれがひどいのであれば、クエン酸などをとかした水にしばらく着け置きしておくといいでしょう。
そのようにしてきれいになったシャワーヘッドを再び装着し、水を出してみたところ、今度は勢いもよく、まっすぐに水が出てきたのでした。