こんにちは! 体が乾燥しているせいか、車に乗るたびに静電気がバチっとくる「輪之内町」担当スタッフです。

先日はお休みをいただいたので、運動不足の解消を兼ねて「史跡大藪洗堰跡」あたりを散歩してきました。
この史跡は、江戸時代当時の長良川と大樽川のわかれるところに建てられています。当時からこの辺りは、長良川、木曽川、揖斐川が複雑に合流や分流をしている地帯であり、その様な理由から大規模な洪水が度々起こっていた様です。

そこで、当時の江戸幕府が薩摩藩に御手伝い普請として、この難工事を命令したそうです。しかし、工事は困難を極め、途中で疫病によって数十名が病に倒れたり、幕府への抗議のために50名以上が自害をしたりと、あわせて85名が殉職にいたったのだとか。
そのような困難な工事をしのび、後世に伝えるために建てられたのが、この大藪洗堰跡です。今のような土木工事技術や、大型重機などがなかった時代のこのような工事は、本当に困難だっただろうなと思われます。

これらの一連の工事が縁となり、岐阜県と鹿児島市は姉妹県盟約を締結し、その為、子供の小学校にも鹿児島から先生が交流研修として、定期的にこられているそうです。また、鹿児島で豪雨災害が発生したときには、岐阜県からも専門職員が派遣されるなど、今でも交流は続いていると聞いています。
自然の驚異は昔も今も変わりませんが、岐阜県のために遠く薩摩からやってきて、とうとう故郷に帰ることができなかった人たちにせめて安らかに眠っていただくことを改めて祈願して、史跡を後にしたのでした。

止水栓がダメ!そんなときは?



きょうは輪之内町内にお住いのお客様から、
「庭の植物に水をやろうとしたら、蛇口から水が噴き出してきた」
という御連絡をいただきました。さらに、
「庭にある蛇口なので、止水栓がないのだが、どうすればよいか」
というお問い合わせもありました。
確かに、庭などに設置してある水道にはキッチンや洗面所の水道のような止水栓が設置してない場合もあります。さらに、たとえ止水栓があったとしても、さび付いていたり、固くて回せないといった場合もありうるのです。このようなとき、無理に力任せに回そうとするとかえって配管を壊してしまう場合もあります。

そんなときは、「止水栓」をあきらめて「元栓」を絞めて止める事をお奨めします。元栓というのは、いわば家の水道全体の「止水栓」であり、比較的誰にでも分かりやすい場所に設置されています。これを閉めてしまえば、とりあえず水が噴き出してくるのをストップできます。

幸い、こちらが駆け付けたときには、元栓で無事に水が止められていました。そして、蛇口全体が老朽化していたので、御相談のうえ、オシャレな庭の雰囲気にあった、新しい水道蛇口へ付け替えることになったのでした。